脂肪を減らそう

「日本人の場合、身長に関係なくウエストサイズが、男性で85センチ以上、女性では90センチ以上が、内臓脂肪型肥満の目安になります。立った状態でへその上で測ったウエストサイズがそれ以上ある場合は、予防、治療の両面で肥満解消が欠かせません」
　減量の基本は、食事療法と運動療法だが、無理をしないで続けることが大切だ。
　「一月に1キロのペースで3－5キロ減量すると、生活習慣病の改善が見込まれます。食事は腹八分目で、間食を控えるのが第一です。夕食は就寝の4時間前に済ませておくといいのですが、残業などでやむを得ず就寝前に夕食を取るときには、腹5分目にするといいでしょう」と弘世講師。
　運動は、食後30分ほど休んでから、30分から1時間ほど行うのが適しているが、無理なら、短時間でも散歩やウオーキングをすると効果的だ。

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